4月13日、富士通は企業向けデスクトップPC「ESPRIMO」、ノートPC「LIFEBOOK」のラインアップを一新した(関連記事)。そのなかで今回レビューするのは、大幅にリニューアルされたEシリーズの「LIFEBOOK E780/A」(以下、E780/A)だ。
特徴としては、CPUとしてCore i3から同i7まで選べる選択肢の豊富さや、1920×1080ドットのフルHD液晶ディスプレー、リモートでクライアントPCの運用管理が可能なvProテクノロジー(以下、vPro)、暗号化機能付きのSSDを搭載できることが挙げられる。
企業ユースを考えつつ高負荷処理にも耐えるハイパフォーマンスノートPCを探しているユーザーには気になる製品だろう。
15.6型液晶ディスプレーはフルHD解像度に対応
E780/Aは、A4ワイドサイズのノートPCで、重量は光学ドライブ搭載した場合約2.7kgとなる。社内は苦ではないが、社外へ持ち運ぶとなるとさすがに厳しい。ゆえに、基本はデスクトップPC代替機として十分に役割をこなせるかが重要になる。
そこで魅力となるのが、1920×1080ドットという解像度だ。複数のウィンドウを開いても、重なる部分が少なく見通しがよいのはありがたい。Webブラウザを参照しつつ、ワープロソフトで文書を作成するといった作業もしやすい。
高解像度を実現しつつ、液晶ディスプレーのサイズ自体は15.6型であることもポイントだ。現状、デスクトップ用では21.5型ワイド以上の大型液晶ディスプレーでないとフルHDに対応した機種がない。しかしE780/Aであれば、机に大きなスペースがなくても高解像度のデスクトップ環境を実現できる。
この連載の記事
-
第39回
デジタル
堅牢性に自信あり! 「HP EliteBook 2560p」 -
第38回
ビジネス
タブレットでもCore i5搭載、「Eee Slate B121」の実力は? -
第37回
デジタル
高質感・高拡張性のプロ仕様、「HP ProBook 6560b」 -
第36回
ビジネス
パナソニックの「TOUGHBOOK CF-31」を試す -
第35回
デジタル
顔認証と省電力「HP 8200 Elite All-in-One」の実力検証 -
第34回
デジタル
薄さ10mm、HPの持ち運べる液晶「L2201x」を試す -
第33回
ビジネス
デルの「OptiPlex 990」を試す -
第32回
ビジネス
ピークシフト対応機の本当のところ -
第31回
デジタル
ついに第2世代Core i搭載した「ThinkCentre M91p」 -
第30回
ビジネス
富士通、次世代Atom搭載の全部入りスレートPC「STYLISTIC」 -
第29回
デジタル
マウスコンピューターの「MPro-iS210B」を試す - この連載の一覧へ