LEGOといえば、老若男女を問わず世界中に膨大なファンを抱えている、デンマークのブロック玩具企業だ。
LEGOとよく比較されるモノに、大英帝国の生んだジグソーパズルがある。小さなピースをつないで平面の画像や、昨今は立体まで作れるパズルだ。
ただし、LEGOとジグソーパズルは、似ているようでも大きく異なる。パッケージで売られている商品だけを見ると、LEGOもジグソーパズルも最終完成形があり、それに向かってブロックやピースを組み合わせて行くプロセスを楽しむ玩具だ。
しかし、LEGOのブロックは汎用性があるため、必ずしもお手本通りに作らなくてもいい。既製品にはないユニークな完成形を創造力を働かせて創り上げることができる。
個人の創造性が求められる現代において、多くの大学や企業が求める人材は、ジグソーパズル型人間ではなく、LEGO型人間だとも言われている。21世紀の今、人類が必要としているのは「解決」ではなく「創造」なのかもしれない。
今回衝動買いしたのは、そんなLEGOから発売された「LEGO Digital Camera」というトイデジカメだ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第787回
トピックス
G-SHOCKのベストセラー5600シリーズの【改】キットを衝動買い -
第786回
トピックス
ほぼカセットテープサイズ「Bluetoothスピーカー」を衝動買い -
第785回
トピックス
唯我独尊デザインパワー「マンガG-SHOCK」を発売日に衝動買い -
第784回
トピックス
ありそうでなかった“目盛り”で時間経過「ビジュアルバータイマー」を衝動買い -
第783回
トピックス
ニキシー管風「Smart Weather Clock」(天気予報管)を衝動買い -
第782回
スマホ
6万9800円で「nubia Flip 5G」折りたたみスマホを衝動買い -
第781回
トピックス
真ん丸の外観に惹かれ円盤型「UFOマウス」を衝動買いしたが…… -
第780回
トピックス
好みの時間を設定可能、乾電池式「ポモドーロタイマー」を衝動買い -
第779回
トピックス
レノボとAmazonベーシックのお勧め「ラップトップスタンド」を衝動買い -
第778回
トピックス
折ってちぎって6人で使える「Paper Pens」を衝動買い -
第777回
トピックス
ゲオでレトロ感満載「FM付き レトロスピーカー」を衝動買い - この連載の一覧へ