見る角度を変えても「変色しない」「鮮明」「ブレない」。そして「ECO」。サムスンはこれらのユーザーニーズに応える液晶ディスプレーを発表した。
日本サムスン(株)は30日、法人向け液晶ディスプレー6機種を発表した。マルチディスプレー環境を考慮しているため、スリムなベゼルを採用し、電源ユニットを内蔵している。また、低消費電力の液晶パネルを採用し、消費電力を大幅に削減している。また、「Magic Eco」という機能を搭載し、液晶ディスプレーの消費電力を通常の50%/75%/100%の3種類の設定が可能だ。
6製品のラインアップ
さらに、今回の製品の特徴の中でも目立つのが「Magic Angle」という機能だ。液晶ディスプレーは見る角度により色見が変化してしまうのが弱点だが、同機能により、4段階のアングル設定ができる。好みの場所に液晶ディスプレーを置きつつ、斜めから見ても変色しないというわけだ。
また、VESAフリーマウント 75×75mm規格にも準拠している。壁掛け器具やアームを別途用意すれば、液晶ディスプレーの設置場所の自由度はさらに高まる。
映像入力端子については、E1720NRとE1920NRは「ミニD-sub 15ピン」のみ。それ以外の機種では「ミニD-sub 15ピン」とHDCP対応の「DVI-D端子」を搭載している。
スペック面では、1000:1の高コントラスト比による鮮明な画像。そして、応答速度5msゆえ、動きの速い動画でもくっきりと映し出すことができるとしている。実勢価格は下記の通り。
- E1720NR:約1万8100円
- E1920NR:約1万9600円
- E2020:約1万9600円
- E2220:約2万2100円
- E2320:約2万5300円
- B2240W:約2万7300円
今回発表された6製品の液晶ディスプレーは、4月中旬より販売が開始される。