米GoogleのMatt Cutts氏は、今年8月に発表した次世代のGoogle検索システム(Caffeine(カフェイン))が稼動を開始したことを明らかにした。
同氏のコメントはSearch Engine Roundtableに掲載されている。これによると、現時点でIPアドレス 209.85.225.103 で稼動するデータセンターは、50%の確率で新しい検索インフラ・カフェインに接続され、検索結果を返すという。2010年1月までは1つのデータセンターのみでロールアウトするとのことだ。ちなみに、筆者が会社で使用しているPCでは、google.co.jp にアクセスしてもCaffeineと同じ検索結果が表示されている(2009年12月4日13時時点)。
最後に、米国では検索順位の大幅変動が報告されているとの指摘に対して、Matt Cutts氏は先に挙げた209.85.225.103の検索結果でなければ、カフェインによるものではなく、別の要因によるものだとコメントしている。
cf.
米Google、次世代検索アーキテクチャ「Caffeine update」プレビュー公開 :: SEM R