レコーダーの世界では、アッという間にHDDの容量が1TBを超えて、2チャンネルの同時録画は当たり前になった。この先何年も経たないうちに、地デジ全チャンネルを24時間、1ヵ月分録画できるハードウエアが登場しそうな勢いだ。
HDDが録画で一杯になったら、一番古いモノを自動で上書きしていくようにして、過去1ヵ月分のテレビ番組を常に自宅にストックするわけだ。実際に見る番組は、その中からたったの数本かもしれない。巨大なHDDとマルチチャンネルの録画機能は、録画予約忘れの保険となるだろう。
一方、問題となるのは視聴時間のほうだ。仕事に追われて、毎日、テレビの前に数時間と座ってられない人もいるはず。一時は見ようと考えた番組をHDDの肥やしにしないために、最も現実的な手段は何か。そう考えて、目をつけたのがポータブルテレビだった。
プラズマテレビもHDDレコーダーもパナソニックの「VIERA」シリーズで統一した筆者は、録画番組を通勤途中で見るために「ポータブルワンセグテレビ SV-MC55」を衝動買いしてしまった。
SV-MC55は、能率手帳よりひと回り小振りなサイズ(136×75mm)で、重量はたったの187g。SDカードとマイクロSDカードのデュアルスロットを備えていて、ワンセグ録画したビデオ映像や写真、音楽などの再生が可能だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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