9月17日、パイオリンクはアプリケーションスイッチ「PAS(PIOLINK Application Switch)シリーズ」の新製品「PAS 3716」を発表した。2008年4月に発表した低価格な戦略モデル「PAS 3516」の後継機種にあたる。
PAS 3716はサーバやファイアウォール・VPN機器などのロードバランシングを提供。1Gbpsポートを16ポート搭載するエントリーモデルでありながら、1.5Gbpsのスループットを誇る。また、オプションのSSLでは3000TPS(Transaction Per Seconds)のパフォーマンスを実現した。
障害の少ないディスクレス構造で、10年間という長期のメーカー修理保証も提供している。今回のモデルでは、RoHS指令に対応したほか、消費電力も最大87W(SSL時は最大102W)抑え、グリーンITという観点にも配慮した。
価格は198万円(SSLオプション付きで248万円)で、高いコストパフォーマンスを実現。日本語GUIを用意し、マニュアルも付属する。