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シャープ“Brain”「PW-AC900」

テキストメモとしても使える電子辞書

2009年06月26日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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 移動中に思いついたアイデアは、ケータイで自分宛にメールする。そんな使い方をしているビジネスパーソンも多いだろう。UMPC/ネットブックの普及でノートPCが小型化したといっても、電車やバスの中で取り出して起動するのは少々勇気がいるもの。ケータイなら、短文しか書けなくてもちょっとしたアイデアの断片を記録しておくのに邪魔にならない。

電子辞書“Brain”「PW-AC900」

テキストメモを記録して、PCに取り込める新機能を搭載した電子辞書“Brain”「PW-AC900」

 そんな発想を電子辞書にも持ち込んだのがシャープのカラー電子辞書“Brain(ブレーン”「PW-AC900」だ。従来から好評のWタッチパネル方式で、キーボード手前の手書きパッドのほか、5型のメイン画面もタッチパネルになっており、大きな画面に手書き文字やイラスト、マーカーなどが描ける。

 本機の特徴は「テキストメモ」機能を搭載し、記録したテキストファイルをPC(Windows)に取り込めるようになったこと。携帯電話と同様に、単語の途中まで入力すると候補が表示される予測変換機能付きのかな漢字変換機能を備えており、キーボードもあるため携帯電話よりもスムーズに文章入力ができそうだ。テキストファイルは本体内メモリーにテキスト形式で保存され、1ファイルあたりの記録容量は最大3万2768文字(全角)。SDメモリーカードスロットも備えており、そちらに記録してPCで読み出すこともできる。

 また、検索する機会が多い英単語については、手書きパッドの入力文字枠に1つずつ書くのではなく、多少崩した文字で単語全体を続けて入力しても認識できる「英単語サッと手書き入力」機能を搭載した。

 価格はオープンで、予想実売価格は3万7000円前後。発売日は7月10日。カラーバリエーションはライトシルバー、チャコールブラック、ボルドーレッド、シーブルー、クリームアイボリーの5色を用意している。


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