(株)ピートゥピーエーは11日、ユーザーがコンピューターと会話できるWwb 2.0型サイト“CAIWA広場”を、10日に試験公開したと発表した。
メインキャラクター“ぴーくん”との会話画面 |
“CAIWA広場”は、同社が開発した自動会話ソフト『CAIWA』を利用して、ユーザーがテキストチャット形式でコンピューターと会話を楽しめるというウェブサイト。収録コンテンツは“おしゃべりデモ”“会話ブログ”“お助け掲示板”の3種類。
“おしゃべりデモ”は、サイト全体のメインキャラクター“ぴーくん”とテキストチャット形式で会話できるコンテンツ。絵本のコンテンツも用意されていて、絵本の問いかけにユーザーが答えると、ストーリーが展開していくようになっている。
“会話ブログ”は無料のブログサービス。ブロガーはブログ上に自身のバーチャルキャラクターとしてアバターを置くことができ、アバターにブログを閲覧しているユーザーと自動で会話させることができる。アバターが話す内容は、ブロガーが自分のプロフィールを書き込むだけで自動的に作成されるが、専用ソフトで話す内容をユーザーが設定することもできる。ユーザーが自分で作成できる会話型ゲームのデモとして、会話形式で進行する脱出ゲームも用意されている。
“お助け掲示板”は、同サイトの遊び方やブログの作り方などの質問や解答をユーザー同士で行なう掲示板。
なお、同サイトでコンピューターと自動会話を行なうには『チャットプレイヤー』、“会話ブログ”においてアバターの話す内容のデータベースをユーザーが作成するには『CAIWA3.0お試し版』というソフトをインストールする必要がある。両ソフトとも対応OSはWindows XP/2000。
同社は、ユーザー自身が簡単に自動会話データベースを作成できる仕組みを用意することで、ユーザーからのさまざまな自動会話データベースの投稿を促進し、今後“CAIWA広場”をSNSのようなCGMに成長させたいとしている。