(株)サイバーエジェントと(株)ミクシィは25日、ブログサービス、またはSNS“mixi”を週1回以上利用しているユーザーを対象にした、ブログやSNSといった“CGM(Consumer Generated Media)”が購買活動に与える影響の調査結果を発表した。
それによると、CGM利用者の約7割が自身のブログまたはmixiで何かしらの物やサービスをクチコミで勧めた経験があるという。またCGM利用者の約3割がCGM上のクチコミを参考に商品やサービスを購入し、5割以上が購入を検討しており、消費者の“生の声”が得られるCGMは、情報の取得元として大いに有効であると分析している。
商品の購買検討に影響を与えた具体的なコンテンツは、ブログの場合は、知らない一般人のブログからの影響が67%、知人のブログからが52%。定期的に閲覧しているブログからの影響は約7割に達するという。それに対してmixiの場合は“マイミクシィの日記”からの影響が82%と、知人からの影響が高く、一般のコミュニティーからが53%となっている。
なお、今回の“CGMと購買活動に関する調査”は(株)マクロミルによるインターネットリサーチで、実施期間は10月25日から10月26日。設問概要は“CGMの接触頻度”、“CGMでの推奨状況”、“CGMでの購入状況”からなる。有効回答数は全国の男女2888名。