セイコーエプソン(株)と米マイクロソフト社は現地時間の13日、両者が保有する特許権に関する実施権のクロスライセンス契約を締結したと発表した。同契約の具体的な内容は開示されていない。
契約の目的は、両社それぞれが自社の製品範囲を拡大し、コストパフォーマンスに優れた製品を提供するため。これにより家電製品と産業用電子機器の分野での発展が見込まれるとしている。
エプソンは特許権の出願/保護において積極的に活動しており、日本で2005年に同社が公開した特許の件数は全体で第3位という。一方マイクロソフトはこれまで(株)東芝、日本電気(株)、カナダのノーテル社、米シスコシステムズ社、独シーメンス社ならびに独SAP社との間にクロスライセンスを締結している。