【COMPUTEX TAIPEI 2006 Vol.1】世界で2番目に大規模なPC関連機器の見本市がついに始まる!――NVIDIA“GeForce 9750 GX2”搭載カードも多数展示!
2006年06月06日 00時00分更新
アジア最大のコンピューター機器の見本市“COMPUTEX TAIPEI 2006”が6月6日(現地時間)、台湾の台北市内にある世界貿易センターで開幕した。会期は6月10日まで。今回は“TAIPEI 101”の周辺に位置するTWTCホールを4つ使用しての開催となり、 COMPUTEX TAIPEI史上最大の規模になるとのこと。まずは会場の内外で繰り広げられる各社のパフォーマンスを見ていこう。
“COMPUTEX TAIPEI 2006”の会場は台北のランドマークにもなっている“TAIPEI 101”の周囲に位置する。初日の今日はあいにくの曇天で、終了間際には土砂降りとなった |
AMDはモブフラッシュのようなイメージで勝負。交差点で信号が青になるといきなり交差点の中央に出てきて、会場の頂上に設置されたAMDの看板を指さし、なにやら中国語でアピールしたのち去っていくというパフォーマンスをあちこちで行なっていた | もちろんキャンペーンガールが集団で会場周辺を歩きまわるという由緒正しい形式も健在だ。画像はNVIDIAのキャンギャル隊 |
会場にはこのような自転車タクシーも多数あった | このような仮装行列のような格好をしていても不思議と気にならない会場周辺。この人は会場を結ぶシャトルバスの案内係 |
大手マザーボードメーカーのブースが数多く並ぶ第2ホールではベンキュー(BenQ)のパフォーマンスが一番派手だった | 会場ではサイバーなイメージの衣装が多い中、南国風の衣装で癒しをアピールするところもあった。写真はiBASE Technologyのキャンペーンガール |
発表されたばかりの“GeForce 7950 GX2”も展示
5日にエヌビディア(NVIDIA)から発表されたばかりの新GPU“GeForce 7950 GX2”搭載カードも会場で展示されており注目を浴びていた。同GPUは1枚のカード上で2基のGPUが並列動作するようになっており、“NVIDIA SLI”動作させると計4つのGPUが画像の高速処理を行なうというもの。シングルカードでピクセルパイプが48本、バーテックスシェーダーが16本用意されており、メモリー帯域幅76.8GB/秒、フィルレート240億テクセル/秒というパフォーマンスを持つのが特徴。ビデオメモリーは1枚あたりGDDR3 1GBを搭載しており、展示されていたリードテック(Leadtek Research)の『WinFast PX7950 GX2』のスペックデータによると、コア/メモリークロックは500/1200MHzとなっていた。Dual-link DVIをサポートしており、最大表示領域は2560×1600ドット。各社の製品を見た限りDVI×2、TV-OUT×1(HDTV対応)が基本となるようだ。
リードテック製の“GeForce 7950 GX2”搭載カード『WinFast PX7950 GX2』。コア/メモリークロックは500/1200MHz |
こちらはギガバイト(Gigabyte Technology)製の「GV-3D1-7950-RH」。どうやらこのGPUクーラーの形状がリファレンスデザインとなるようだ |
Jetway InformationのブースではEVGA製の“GeForce 7950 GX2”搭載カードをSLI動作させて“3D Mark 06”の動作デモを行なっていた。スコアは1万を超えるとのこと |