(株)パワードコムは13日、データをバックアップし、災害やサイバーテロなどの万一の場合にリストアー(復元)するストレージパックサービス“Powered IT Solution『安心パック』”の提供を5月9日に開始すると発表した。料金は、関東エリアで関東データセンターに800GBのデータをバックアップする“Entryモデル(エントリーモデル)”が月額約60万円から(リストアー費用は別途必要)。
“Powered IT Solution『安心パック』” |
“Powered IT Solution『安心パック』”は、本社/準本社機能を持つユーザーの拠点に、パワードコムが“DRパック”(ストレージコントローラーサーバー)を設置し、ユーザーのデータを遠隔地へ送信/保存するストレージバックアップ機能や、間の通信ネットワーク、サービス全般に関わる監視/保守/引用までをオールインワンパッケージとして提供するのが特徴。“DRパック”内のデータは、通常遠隔ストレージ先となる関東または関西のデータセンターに常時ミラーリングされ、1日1回バックアップが行なわれる。サービスモデルには、“Entryモデル”のほか、容量が1TBの“Mediumモデル”、2TBの“Largeモデル”をラインアップする。提供エリアは関東/中部/関西。
同社では今後、テープ搬送スタイルやストレージ専用IPネットワーク(IP-SAN)の廉価回線利用型、専用型バックアップ向けパックサービス、ストレージ筐体共用型/専用型ミラーリング向けパックサービスなど、サービスの拡充を進めるとしている。