Mini-ITXマザーボードでお馴染みのCommellから、C3-1GHzがオンボードでチップセットに“CN400+VT8237”を採用した「LV-667」が登場した。ラインナップは全部で3モデル用意されており、中でもユニークなのがHDTV出力付きの「LV-667T」だ。
![LV-667T](/img/2005/02/02/182661/l/dd06c17824e6e3df.jpg) |
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HDTV出力付きの「LV-667T」。Mini-ITXサイズのマザーボードとしては珍しいHDTVコンポーネント出力対応となる |
![3モデル](/img/2005/02/02/182662/l/6a3e2665c6ee9f9b.jpg) |
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発売されたのは同時に3モデル。「LV-667」と「LV-667D」、「LV-667T」となる |
全3モデルの違いは、Mini AGPスロットを搭載する「LV-667」とDVI出力に対応する「LV-667D」、そしてHDTV出力対応の「LV-667T」というもの。基本的な仕様は共通で、拡張スロットがPCI/DDR DIMMがともに1本と、CF用スロットが1。オンボードインターフェイスとして、グラフィック機能や6チャンネルサウンド、IEEE1394(VT6306)、10/100Base-Tイーサネットが2つ(VIA/VT6103とRealtek/8100B)、Serial ATA(VT8237)となる。
注目の「LV-667T」は、基板のほぼ中央にエンコードチップのVIA製“VT1625”を搭載し、HDTV出力に対応する。付属品にもコンポーネント出力対応ケーブル(基板上のヘッダピンに接続)が確認できるが、ブラケットに固定するタイプではないために、取り回しには工夫が必要となりそうだ。
![ラインナップ表](/img/2005/02/02/182663/l/c112830a5703a7a3.jpg) |
| ![コンポーネント出力対応ケーブル](/img/2005/02/02/182664/l/d9fb2f613d173a43.jpg) |
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マニュアル記載のラインナップ表。C3-1GHzがオンボード、チップセットに“CN400+VT8237”を採用するなど基本的な仕様は同じだ | | 「LV-667T」付属のコンポーネント出力対応ケーブル。ご覧のようにブラケットに固定するタイプではない点は注意が必要 |
同様にDVI出力に対応する「LV-667D」も、ヘッダピン接続タイプのDVIブラケットが付属。Mini AGPスロットを搭載している「LV-667」は、HDTV/DVIのどちらもサポートしていない。本日入荷を確認したアークでは、いずれのモデルも2万9800円で販売中だ。
![「LV-667D」](/img/2005/02/02/182665/l/a05f8929acf06b4b.jpg) |
| ![ブラケット部](/img/2005/02/02/182666/l/6711d48ddcb7ff1a.jpg) |
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こちらはDVI出力に対応する「LV-667D」 | | 3モデル共通のバックパネル部。グラフィック機能や6チャンネルサウンド、IEEE1394、10/100Base-Tイーサネットが2つなど |
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