Gigabyte独自の“Dual Graphic Link Tchnology”を採用するマザーボード「GA-8I915P Dual Graphic」の販売が始まった。LGA775版Pentium 4用チップセット“i915P+ICH6R”を搭載しながらも、PCI Express x16スロット2本装備するという製品だ。
![GA-8I915P Dual Graphic](/img/2005/02/02/182612/l/6823eea550af54c7.jpg) |
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Gigabyte「GA-8I915P Dual Graphic」。ビデオカードの2枚差しによるマルチディスプレイ機能が特徴だ |
![拡張スロット](/img/2005/02/02/182613/l/7ccef3c95e3c2e09.jpg) |
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Pentium 4用チップセット“i915P+ICH6R”を搭載しながらも、PCI Express x16スロット2本装備する“Dual Graphic Link Tchnology”を搭載。モード切り替えはPCI Express x1スロット近くのディップスイッチで行う |
“Dual Graphic Link Tchnology”は、ビデオカードの2枚差しによりマルチディスプレイを可能とする機能。似たようなマルチディスプレイ機能を持つマザーボードとしては、ECS「915P-A Rev1.1」や「SAMURAI(型番:915G-A Rev1.2A)」などが発売されているが、PCI Express x16スロット2本という構成の製品は今回が初めてとなる(ECSは同社独自の技術“AGP Express”とPCI Express x16、もしくはi915G統合のVGA機能という組み合わせ)。
なお“Dual Graphic Link Tchnology”については、当初nVIDIAの“SLI”とよく似た2枚のビデオカード同時挿しによるパフォーマンス向上機能という話もあったが、「GA-8I915P Dual Graphicは、純粋にマルチディスプレイを可能とする技術で、SLIのような機能はサポートしていない(Gigabyte)」としている。
![Dual Glaphic Link](/img/2005/02/02/182614/l/204e3c28a2fb878e.jpg) |
| ![South bridge周り](/img/2005/02/02/182615/l/e6ef8007e21a7f73.jpg) |
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パッケージに貼られた“Dual Graphic Link”のシール。Gigabyteにしては、珍しくユニークな機能を搭載しているといえる | | Serial ATA RAID(ICH6R)4ポート、IDE RAID(VT6410)を2ポート備える |
仕様は、拡張スロットがPCI Express x16が2本、PCI Express x1が1本、PCI×3。メモリスロットはDDR DIMM×2、DDR2 DIMM×2という構成。オンボードインターフェイスには、IEEE1394や8チャンネルサウンド、ギガビットイーサネット(Marvell/8001)、Serial ATA RAID(ICH6R)4ポート、IDE RAID(VT6410)などが搭載される。価格はアークで2万480円、高速電脳で2万800円となっているほか、明日から複数ショップでも販売が始まる予定だ。
![メモリスロット](/img/2005/02/02/182616/l/fdc0d3bcdcc8e219.jpg) |
| ![付属品](/img/2005/02/02/182617/l/91fe17aa41be49fb.jpg) |
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メモリは排他ながら、DDR/DDR2どちらも使用可能となっている | | 付属品。SLIのような機能はサポートしないため、ビデオカード同士を接続するブリッジコネクタは当然同梱されていない |
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