DVD+R DLの5倍速書き込みに対応する初の記録型DVDドライブ、「SD-R5372」が登場した。型番も外観も東芝製ドライブそのものだが、今年4月1日付けで東芝とSAMSUNGの光学ドライブ部門が統合され新会社に移行しており、今回の「SD-R5372」からは東芝サムスン ストレージ・テクノロジー製ということになっている。
東芝製「SD-R5372」。DVD+R DLの5倍速書き込みに対応する初の記録型DVDドライブだ |
入荷したのはパソコンハウス東映、ソフトの付属しないバルク版となっている。スペックは、DVD+R DL書き込み最大5倍速、DVD+R書き込み最大16倍速、DVD+RW書き換え最大4倍速、DVD-R書き込み最大12倍速、DVD-RW書き換え最大4倍速、CD-R書き込み最大32倍速、CD-RW書き換え最大24倍速、DVD-ROM読み出し最大16倍速、CD-ROM読み出し最大48倍速、DVD-RAM読み出し最大2倍速、バッファ容量2MB。DVD-R書き込みが12倍速止まり、CD-R書き込みも最大32倍速と、DVD+R DLを除けばやや控えめなスペックではあるが、注目は価格。Onenessで9750円、クレバリー1号店とWonderCityで9973円、アークで9980円、高速電脳で1万479円、パソコンハウス東映で1万480円。ソフトもケーブル類も全く付属しないバルク版とは言え、1万円割れという価格での登場には驚かされる。なお現段階では、5倍速対応はもちろん、4倍速対応というDVD+R DLメディアも未発売となっている。
マニュアル。今年4月1日付けで東芝とSAMSUNGの光学ドライブ事業が統合されており、社名表記が「東芝サムスン ストレージ・テクノロジー」となっている | 本体のみのバルク版とは言え、この安さは注目だ |