リアルネットワークス(株)は7日、同社のメディアプレーヤーとして10代目となる『RealPlayer 10 日本語版』を発表した。無料でダウンロードできる。同ソフトは、英語版/ドイツ語版との同時出荷となる。
『RealPlayer 10 日本語版』 |
『RealPlayer 10 日本語版』は、『RealOne Player』の後継となるメディアプレーヤー。Real、Windows Media、QuickTime MPEG-4、MP3を始めとするウェブ上の主要フォーマットの再生に対応しており、ライブストリームを一時停止できる“LivePause”や、ライブ/オンデマンドストリームの早送り/巻き戻しが行なえる“PerfectPlay”などの新機能を利用できるのが特徴。新コーデック“RealVideo 10”と“RealAudio 10”による音声と画像品質の向上が図られ、RealVideo 10ではRealVideo 9と比べて効率が30%向上したという。約1MbpsでDVD品質、約5MbpsでHD(Hi-Definition)品質の映像再生が行なえるとしている。ホムーシアター用のマルチチャンネル技術“RealAudio Multichannel”やロスレス圧縮技術“RealAudio Lossless”も新たに搭載している。
対応機種は、Pentium II以上を搭載したPC/AT互換機。対応OSは、Windows 98 SE/Me/NT 4.0(SP6以上、再生のみ)/2000(SP2以上)/XP。対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 5.5以上。
同社では、上位製品となる『RealPlayer 10 Plus』も用意しており、有償(3600円)で提供する。320kbpsのエンコーディングやアナログ録音、Redbook Audio/MP3/Mixed Modeなどの形式で、CD-Rなどの書き込み対応メディアにドラッグ&ドロップでライティングする機能などを搭載しているのが特徴。