KYOCERA Finecam SL400R |
京セラ(株)ブースでは、『KYOCERA Finecam SL300R』と『KYOCERA Finecam SL400R』の連写機能の体験イベントを行なっていた。これは、プロマジシャンの“都々(とと)”氏が披露するトランプやコインを使ったマジックを見ながら、マジックの“たね”を仕込む決定的瞬間を撮影しようというもの。京セラ以外のメーカーのカメラでも参加できるが、毎秒最大3.5コマ(SL400Rは3.3コマ)の連写がメモリーカードの容量がいっぱいになるまで行なえるSL300R/SL400Rで撮影した方が、決定的瞬間をとらえる確率は高くなる。
さて、記者もSL400Rで撮影にチャレンジしたが、「マジックは“手業”なんで、IT技術には負けます。なので、“口先き”でカバーするんですね」(都々氏)というように、都々氏の軽快なおしゃべりによって、焦点を合わせるポイントとタイミングがなかなかわからない。それでも、ステージをとおして唯一、燃える布の中からステッキがパッと出現するマジックで、トリックが見える瞬間を撮影することができた。
全てSL400Rで連写機能を使って撮影(2272×1704ドットで撮影した写真を640×480ドットにリサイズ)。都々氏がライターで布に火を付け、炎の中からステッキが出現する! どの写真が“決定的瞬間”なのかは、探してみて欲しい |
都々氏のステージは1時間に1回で、ステージが終わると、次の回が始まるまではコンパニオンと、コンパニオンの足元に並べられた電動の犬のおもちゃ(ぬいぐるみ)を撮影できる。コンパニオンにカメラを向けたいところだが、京セラブースでは主役は犬のおもちゃのほう。「ときどき宙返りをするので、連写機能で撮影してほしい」(京セラ)という。
SL400Rを持つコンパニオン | コンパニオンの足元で動く犬のおもちゃ。ときどき宙返りをする |
SL300R/SL400Rを京セラブースに持参すると、毎日先着40名に、デザイナーがエアブラシで作成したオリジナルプレートがもらえる |