コニカミノルタカメラ(株)は13日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ『コニカミノルタα-7 Digital(仮称)』を開発し、秋に発売すると発表した。価格は未定。
『コニカミノルタα-7 Digital』 |
『コニカミノルタα-7 Digital』は、マウントに“ミノルタAマウント”を採用し、既存のミノルタαシリーズ用交換レンズとアクセサリーを利用できるほか、レンズ一体型一眼レフデジタルカメラ『DiMAGE(ディマージュ) A1』で採用した独自のCCDシフト方式の手ぶれ補正機能を本体に搭載したことで、すべてのαレンズで手ぶれ補正を利用できるのが特徴。35フィルムAF一眼レフカメラ『α-7』と同様のダイヤル/レバーなどの操作性を持つという。撮像素子はAPS-Cサイズの600万画素CCDを搭載し、独自の画像処理技術を採用するとしている。
本体背面 |
同社では、米国の写真機材ショー“PMA2004”(ラスベガス)、欧州のIT関連見本市“CeBIT”(ドイツのハノーバー)、国内の写真総合ショー“フォトエキスポ2004”(東京)に、『コニカミノルタα-7 Digital』を参考出品する。今後もデジタル一眼レフカメラボディーと交換レンズなどを開発し、順次、システムを拡充するとしている。