L3キャッシュ1MB搭載モデル「Xeon-3.06GHz」 |
FSB533版の“Xeon”シリーズに、L3キャッシュ1MB搭載モデル「Xeon-3.06GHz」が登場した。この製品は、先日15日に発表されたばかりのCPUで、既存のモデルで搭載していた512KBのL2キャッシュに加え、新たに1MBのL3キャッシュを搭載しているのが最大の特徴だ。
15日に発表されたばかりだが、すでに複数ショップで販売中だ | キャッシュ以外の主な仕様は同じようだ |
Socket604に対応する点や製造プロセスが0.13μmなど、従来のL2キャッシュ512KB版「Xeon-3.06GHz」と同じで、対応チップセットも“E7501”や“E7505”となっている。
今回の発売に伴い、既存のモデル(L2キャッシュ512KB版)は大幅な価格改定が行われている | フェイスでは実際に動作デモを行っている |
秋葉原の複数ショップでは、昨日から店頭に並びはじめているほか、フェイスでは実際に動作デモを行っているので興味のある人は覗いてはいかがだろうか。価格はTSUKUMOeX.で8万6979円、高速電脳とUSER'S SIDE本店で8万9800円、スーパーコムサテライトで9万3800円、ぷらっとホームで9万4800円となっている。
なお今回の発売に伴い、既存のモデル(L2キャッシュ512KB版)は大幅な価格改定が行われている。例を挙げると、「Xeon-3.06GHz」が約6万円、「Xeon-2.8GHz」が約4万5000円などで、約2万円という下げ幅を記録している。対応マザーボードも安い製品であれば3万円台での購入が可能で、かつては“夢”だった“Xeon”システムもかなり身近になった印象だ。
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