日本電気(株)と沖電気工業(株)は28日、IP電話システム事業において同日付けで提携することで合意したと発表した。IP電話と、それをベースとしたITサービスの普及促進を目的として業務提携するもので、まず、企業ネットワーク分野を中心としたIP電話システムの構築において、4月から本格的な活動を開始する。
両社は今後、沖電気が運営している“IP電話普及推進センタ(IPTPC:IP Telephony Promotion Center)”の共同運営、今後主流となると考えられているVoIPプロトコル“SIP(Session Initiation Protocol)”に対応したインターフェース実装規約の統一と共同開発、VoIP関連製品の相互供給、IP電話ITアプリケーションプラットフォームの共同開発などを行なう予定としている。