赤だけを照射した場合。“UNISEX”の文字が浮き出る |
ユニティからフロントパネルが光るスリム型Pentium 4対応ベアボーン「UNISEX(型番:UNISEX-P4SCBB)」が発売された。従来の光モノケースとは異なり、最大7色の色を好みで作りだすことが可能な点が特徴。ドライブ下に装備された3つのボタンが、それぞれ赤、緑、青といったLEDのON/OFF可能なスイッチとなっている。光を当てると製品名の「UNISEX」という文字が浮かび上がる様は、どこなくスタイリッシュでお洒落だ。
ところで、気になるUNISEXというネーミングだが、同社によると「これからのITマーケットを支えて行くであろう女性も意識した名前」「女性・男性・パワーユーザー・ビギナー」という現実あるボーダーラインを取り外したいという意識の表れ」とのこと。以前、販売されたノートPCには「First Kiss」という愛称をつけていたが、今回もまたこだわった名前を採用してきた。
「UNISEX(型番:UNISEX-P4SCBB)」外観 | マザーボードにASUS「P4S333-VF」を採用 | 電源があるためPCIスロットは使用できない | ||
マザーボードはSiS650/961搭載のASUSTeK製「P4S333-VF」を採用。残念ながらUSBは1.1までで2.0には対応していない。メモリスロットは、DDR PC1600/2100(non-ECC,unbuffered)対応DIMMスロット×2を搭載し最大2GBまで増設可能、拡張スロットにはPCIスロットが2つ用意されているが、ケースの構成上電源(ACHME製200W「AM630BS20S」)がかぶさるため使用することはできない。またAGPスロットも1つ搭載するが、こちらもケースの厚みから判断すると使用は難しいだろう。ケース内部には排気用にNidec製ファンを2基搭載、他に専用のCPUクーラー(AMO製)が付属する。CD-ROMドライブにはスリムタイプ24倍速のMITSUMI製「SR242S1」を採用。その他主なスペックは、各種コネクタにはキーボードPS2×1、マウスPS2×1、USB×2、シリアル×1、VGA×1、パラレル×1、LANポート×1の他、ゲーム/マイク/ライン入力/ライン出力という構成になっている。UNISEXという文字とドライブの上下関係を考えると縦置き専用と思われるが、スタンドなどは付属していない点は注意が必要だ。価格はコムサテライト2号店で4万4780円、コムサテライト3号店で4万4800円となっている。
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