アイネックスから、ファンコントローラ3種類が同時発売された。ファン1個をコントロールできる「FC-01」、同じく2個の「FC-02」、3個の「FC-03」というバリエーションだ。
注目なのは基盤のシンプルさで、回転数コントロールを受け持っていると見られるトランジスタのほかは2個の抵抗と1個のコンデンサのみ。従来からのファンコントローラにはコントロールチップを使用した高級志向のものと抵抗のみの安価なものの2種類があるが、その間を行く製品ということになる。
ファン1個をコントロールする基盤を1つのユニットとし、数が増えるにしたがって同じ基盤を横につなげていくという単純な仕組み。いずれもペリフェラル用4ピン12Vコネクタ1つから電源を取り、パルスセンサ分岐ケーブルをマザーボードに差すことにより回転数検知が可能となっている。「FC-02」「FC-03」は3.5インチベイに取り付けられるようになっているが、「FC-01」は両面テープで好みの個所に取り付けるようになっている。
左から、FC-01、02、03。同じ基盤を横に繋げているのがわかる |
価格は「FC-01」から順に、コムサテライト3号店で920円、1880円、2480円。コムサテライト2号店で980円、1980円、2480円。高速電脳で980円、1980円、2580円。コムサテライト1号店は「FC-01」のみで980円となっている。
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