エルピーダメモリ(株)は30日、ワークステーションやハイエンドパソコン向けのUnbufferedモジュールとして、容量が1GBのDDR SDRAMモジュールを開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。量産開始は10月の予定。
『EBD11UD8ABFA』と『EBD11ED8ABFA』 |
開発したモジュールは、JEDED仕様に準拠した2バンク構成の184ピンDDR Unbufferdモジュールで、ECC仕様(×72ビット幅)の『EBD11ED8ABFA』とNon ECC仕様(×64ビット幅)の『EBD11UD8ABFA』の2製品。最新の0.13μmプロセスで製造した512MビットDDR SDRAMメモリー(ビット幅×8)を搭載し、データレートは毎秒2.1GB(CAS Latency=2、2.5)。クロック周波数は133MHzでPC2100に準拠する。電源電圧は2.5±0.2VでSSTL-2インターフェースに対応。モジュールのサイズは幅133.35×奥行き4.00×高さ31.75mm。同社ではデータレートが毎秒2.7GB(CL=2.5)の製品についても近日中に出荷を開始するとしている。