少数ロットであったとはいえ、初の製品「SOTO-3.5iU」の初回生産品がわずか2時間で完売してしまったという華々しいデビューを飾ったアイ・オー・データ機器“挑戦者”ブランド。その後ライバルブランド(?)の“玄人志向”が迎撃イベントを開催するなどいろいろな意味で今後が期待されていたが、それから1カ月半を過ぎ、待望の第2弾製品が発売されることとなった。
本邦初公開(?)IDE→IEEE1394/i・CONNECT変換基板 |
製品型番は「SOTO-3.5iE」。アイ・オー・データ機器製外付けHDD(HDA-ixxxシリーズ)の“ガワ”だけを持ってきた、3.5インチHDD外付けケースキットというのは前作「SOTO-3.5iU」と同じ。前作ではインターフェイスがi・CONNECT(アイ・オー・データ機器独自のマルチインターフェイス)とUSB2.0だったのに対し今作ではi・CONNECTとIEEE1394になったのが変更点だ。これは“挑戦者”によれば、前作登場時に「IEEE1394対応のものも出してほしい」という要望が多く寄せられたため、とのこと。IEEE1394端子は6ピンと4ピンが1つずつとなっており、付属するケーブルも6ピン-4ピンのもの。つまりPC本体側のインターフェイスがどちらでもケーブルを買い足すことなく使え、そのままデイジーチェーンも可能というわけだ。
そのほかは前作どおり、PC本体の電源と連動してケースの電源が切れる機能がついているところなども元になった外付けHDDと同じ。
組み立てたところ。プラスチック部分のはめ込みにややコツがいるが、組み立て自体は簡単だ |
パッケージ見本。ちゃんとしたラインで生産されるということで、このような立派なものに |
発売は今月25日(土)からで、“挑戦者”のウェブサイトではすでに通販予約受付が始まっており、もちろんI・OプラザAKIBAでも販売される。本体価格はウェブ通販で8800円(送料込み)、またI・OプラザAKIBAの店頭販売では7800円の予定。そのほかのショップで店頭販売が行われるかどうかは現在のところ不明。
前作の販売はあくまで実験的なもので、担当者が1つ1つ手ずからパッケージするという家内制手工業的な生産体制だったという。しかしその大好評により今作では正式に生産ラインに乗ることになったそうで、今度はすぐに売り切れということはなさそうだ。
そして第3弾製品も近いうちに、早ければ「SOTO-3.5iE」発売の半月後には登場予定とのこと。期待して待て!
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