(株)野村総合研究所は18日、テキストマイニング分析システムの最新版『TRUE TELLER(トゥルーテラー) Ver.2.0』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は1ライセンス600万円、5ライセンス1000万円、10ライセンス1500万円、20ライセンス2000万円。
『TRUE TELLER』 |
『TRUE TELLER』は、コールセンターへの問い合わせやアンケートへの回答など、顧客から寄せられるテキストデータを分析し、商品の開発やサービスの改善に役立てるための統合システム。
今回から社内のイントラネット上で分析結果を共有するための『イントラネットキット』(1ライセンス、クライアント無制限で400万円)や、分析結果を参照するためのツール『TRUE TELLER Viewer』(3月発売予定。価格は未定)といったオプション製品も提供する。
単語とグループのマッピング |
最新版では、構文解析機能において単語の係り受け関係の把握や、否定・疑問・要望の表現の抽出が可能になったほか、顧客の意見や考えなどの傾向を視覚的に理解するための“単語マッピング機能”、テキストにユーザーが任意の点数付けを行なえる“スコアリング機能”などが強化された。辞書管理機能、レポート作成機能、データマイニングツールとの連携のためのデータエクスポート機能など、さまざまな機能拡張も行なったという。