富士マグネディスク(株)は19日、HDDやFD、MOだけでなく、CD-ROM、CD-R/RWなどの光ディスク、スマートメディア、コンパクトフラッシュ、メモリースティックなどの半導体メモリーに対応したデータ修復サービス“富士マグネディスク総合データ修復サービス”の提供を開始すると発表した。これは、最近増えている光ディスクやデジタルカメラなどの半導体メモリーにも対応するもの。
対象となるメディアは、ハードディスク(2.5/3.5インチおよび旧タイプのHDDでSCSI、ATAPI、そのほかのインターフェースにも対応)、FD、MO、Zip、そのほかのリムーバブルディスク、CD-ROM、CD-R/RW、そのほかの光ディスク、半導体メモリー(スマートメディア/メモリースティック/コンパクトフラッシュ/SDなど)。対応OSは、DOS、Windows、Mac OS、Linuxほか。論理的障害だけでなく、物理的な故障にも対応し、たとえばHDDではハードディスクなら、分解して基板交換やヘッド交換も行なうという。
平均的な料金は、HDDの場合、初期診断費用が3万1500円(消費税込み)、データ修復費用が20万円前後まで。リムーバブルディスクの場合、初期診断費用はHDDと同額で、データ修復費用が15万円前後まで。メモリーカードと光ディスクの場合、初期診断費用が5250(消費税込み)、データ修復費用が1万5000円前後まで。期間は1週間(平日5日)。特に急いで修復を希望する場合は特急料金で請け負うとしており、料金は50%増しになるという。修復したデータは、別の記録メディア(CD-Rなど)に書き込んで返される。