エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は10日、ブロードバンドインターネットを利用して、エデュテイメントや語学学習などのCD-ROMソフトをオンライン配信するサービス“SORETTE(ソレッテ)”を12日に開始すると発表した。
これはCD-ROMソフトの販売チャネルを拡大するための新サービス。同社は2000年8月にCD-ROMソフトをオンライン配信する技術を開発した米Media Station社に出資し、国内での共同事業を検討してきた。4月から6月にかけてマーケティング・技術・運用などの検証を行ない、それを基にSORETTEを事業化するという。
SORETTEでは、ブロードバンドインターネットを利用して約40~60タイトルのCD-ROMソフトをインタラクティブ配信する。ソフトのジャンルは、語学学習、子供向け、家庭向け、趣味・実用、パソコンの使い方の習得など。同社のサイト“SORETTE”において、料金は月額固定の1600円で提供する。コンテンツは使い放題という。
コンテンツ配信において提携するコンテンツホルダーは、(株)アスキー(予定)、(株)アルク、(株)インターグループ、江上料理学院、NECインターチャネル(株)、(株)がくげい、(株)学習研究社、(株)サンリオ、(株)創育、ソースネクスト(株)、(株)中国サンネット(50音順)。また、提携を進めているブロードバンド事業者は、(財)研究学園都市コミュニティケーブルサービス、ジャパンケーブルネット(株)、(株)ケーブルテレビ足立(50音順)。
同社では、CD-ROM配信プラットフォームサービス“CDROMWING”も提供するとしている。