「Mini USB PC KARAOKE」と銘打たれた製品がアキバに登場した。パッケージにはメーカー名を示す表記が何もない。しかしパッケージ裏面の型番から推測するに、極めて安価なネットワークインターフェイスカードやモデムカード、さらには素性不明の2000年問題回避カードといったややあやしい製品までを一時期アキバに提供していた台湾WINIC製のようだ。同社のサイトにはハブ機能とサウンド機能の説明しかなく、カラオケについての言及はなし。今回もなかなかあやしい雰囲気を漂わせている。
本体を見ると、標準AタイプUSBポートが片側に4つ、標準Bタイプポートが反対側に1つ。まず4ポートのUSBハブとして機能することがわかる。そしてBタイプポートの両脇には“MIC”“SPK”と書かれた端子。パッケージ裏の説明書きを見ると、それぞれにマイクとスピーカを繋げばPCでカラオケができます、ということなのだろうか……?
カラオケうんぬんはともかく、少なくともUSBハブにUSBオーディオデバイスの基本機能をドッキングさせた製品ではありそうだ。
価格はTSUKUMO eX.で999円。超廉価版USBアンプというか、激安サウンドカード代わりに使ってPCIスロットを一つ浮かせるか。とりあえず試してみる価値はあるかもしれない。
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