新バージョン「Audigy」が発売されたばかりの、クリエイティブメディアのサウンドカード「Sound Blaster」シリーズ。これからはAudigyの時代と思いきや、旧バージョンにあたる「Live!」に、5.1chサラウンド対応をウリにした新バージョン「Sound Blaster Live! 5.1 Digital Audio for DOS/V」と「Sound Blaster Live! 5.1 for DOS/V」が登場した。
外部デコーダなしでの5.1chサラウンドは旧Live!シリーズでは「Live! Digital Audio2」から対応している。今回登場したLive! 5.1 Digital Audioは、光/同軸デジタル入出力モジュールが同梱されることは同じだが、デジタルI/Oコネクタケーブル、ミニMIDI DIN/標準MIDI DIN変換アダプタ、各種バンドルソフトが省かれている。Audigyシリーズに対し、5.1chサラウンドにターゲットを合わせた廉価版として、旧モデルのリニューアルならびに価格引き下げを行ったモデルと思われる。Live! 5.1は光/同軸デジタル入出力モジュールを同梱せず、さらに低価格化されている。
価格はLive! 5.1 Digital Audioが高速電脳で9800円、TSUKUMO eX.で9979円、PCiN秋葉原で9980円。Live! 5.1がTSUKUMO eX.で7379円、高速電脳で7800円、PCiN秋葉原で7980円となっている。
また次世代の主役たるAudigyには、早くもバルク版が登場した。
名称は単なる「Sound Blaster Audigy」でグレード名は付いていないが、仕様は「Digital Audio」に相当し、バンドルソフトと外部オプションの類は一切なし。価格はコムサテライト1号店と3号店で9280円と、リテール版と比べかなりお買い得となっている。
【関連記事】