(株)日立製作所は18日、ウェブサイトまたは電話音声からの操作で情報管理が行なえるインターネットセクレタリーサービスを、11月下旬から提供すると発表した。
今回発表されたインターネットセクレタリーサービスは、スケジュール管理機能、メールの送受信・留守番電話・ファックス受信などのコミュニケーション管理機能、書類などを収納するストレージスペース、社内外スタッフとの共同作業のためのグループ機能などを提供する有料・会員制のサービス。パソコンや携帯端末からウェブを通じてアクセスできるだけでなく、電話からの対話形式での操作、音声応答による情報の確認が行なえる。
同社サイトで一部のサービスを開始し、2002年3月末までに、すべての機能およびコンテンツを投入する予定。ISP(Internet Service Provider)やブロードバンド事業者に対し、ASP(Application Service Provider)コンテンツとしての供給も行なっていく。サービス料金は月額1000円程度をめどに検討中という。
なお、同サービスは、同社と(株)有線ブロードネットワークスが共同で企画を進め、有線ブロードネットワークスが提供を予定するビジネスプラットフォームサービスの主要機能に採用される予定。