スピードネット(株)は30日、光ファイバーを利用した上り/下り最大100Mbpsの常時接続有線アクセスサービスの本格提供で総務大臣に認可申請を行なったと発表した。
このサービスは、今後ニーズの拡大が予想される超高速・超広帯域アクセスサービスの提供を目的としたもので、光ファイバーケーブルによる有線アクセス方式を採用する。サービスは上り/下りとも100Mbpsのベストエフォート型で提供する。
月額利用料は、同一のマンション・アパートで10世帯以上が契約する場合が、通信料金/ISP料金込みで4950円、一戸建ての場合は1万2800円となる。標準的な工事費は、マンション・アパートが9900円、一戸建てが2万8000円。サービスエリアは、当初、埼玉県さいたま市、東京都杉並区/練馬区で、順次拡大する予定。サービスの開始は9月中旬で、認可後すみやかにサービスを開始するとしている。同社ではマンション・アパートにインターネット接続サービスを提供する第二種電気通信事業者向けのサービスも提供する予定という。
なお、すでに無線アクセスサービスの契約をしているユーザーが有線アクセスへの移行を希望する場合は、変更手数料が不要でメールアドレスも変わらないという。