なぜか先週から今週にかけて、ぷらっとホームではキーボードの新製品が目白押しとなっている。
まず、PCkeyboard.com製の「WIRELESS KEYBOARD」。その名のとおりワイヤレス方式で、インターフェイスはPS/2で英語配列。ThinkPadのTrackPointのようなポイントスティックが付いているのが特徴だが、ユニークなのはそれがキーボードの中央の他にもう1つ、本体左上にも付いていること。さらにクリックボタンはキーボード下、左上、右上の三カ所に設けられている。ポイントスティックとクリックボタン、どちらの手でどちらを操作するのか自分の使いやすいやり方で操作できるというわけだ。もちろん、PS/2ポートはキーボード用とポイントスティック用でしっかり2つ使用するので注意。
またこの製品のワイヤレスでない通常仕様の「THE WEBBOARD」も同時に発売されているが、こちらはなぜかポイントスティックがキーボード中になく、右上の一つだけとなっている。ほとんど同じ製品でなぜ仕様を変える必要があったのかは不明である。
価格はともに1万800円。
THE WEBBOARD。ごらんのとおりキーボードからポイントスティックが消えている |
最後に、PFCの「Happy Hacking Keyboard lite2」の日本語バージョンとブラックバージョンに、USBインターフェイス版が登場している。初登場より日本語バージョンとブラックバージョンはPS/2インターフェイスのみで、ユーザーからの要望が多かったために追加されたモデルということである。 価格はともに7800円。TSUKUMO eX.でも発売されており、こちらの価格は7799円である。
Happy Hacking Keyboard lite2 ブラックUSB。これを待ち望んでいた方も多いのでは |
また、子供用ということで小型に作られ、しかもトラックボール付きという、Datadesk technologies製の「LittleFingers USB」も先週から登場。その名の通り、通常のキーボードを縦横高さのサイズ比率を変えずに2回りほど小さくした感じで、非常にコンパクト。ミニノートPCを思わせるキーピッチながら、ストロークは深く、叩いていると妙な感覚に襲われる。加えてファンクションキーが独特のカマボコ型の形状をしており、カーソルキーや機能キーと共にスケルトンになっているのも特徴だ。
そしてトラックボールも本体同様に小型のもので、こちらもスケルトン。スクロールボタン付きの3ボタン形式となっている。
インターフェイスはUSBで、英語版のみ。価格は1万1800円。なお、同様のデザインで標準サイズの「TrackBoard」も入荷したそうだが、入荷数がわずかだった事もありこちらは早々に完売となってしまったそうだ。
続いては、こちらもDatadesk technologies製のエルゴノミックキーボード「SmartBoard」。インターフェイスはUSBとPS/2の2種類が用意され、いずれも英語版となっている。Microsoftやロジクールのものと比べるとやや小型で、手の指の開きに合わせ、上にあるキーほどキーピッチが大きくなっているのが特徴。またWindowsなら“Backspace”になっているキーが“Delete”キーになっており、本体背面には電源ボタンも付いているなど、Macintoshでの使用を意識した作りになっているようだ。
こちらは近日発売予定とのことで、価格は未定。しかし同店のオンライン通販では取り扱いが始まっている(価格は1万1800円)ので、興味のある方はこちらをあたってみてはいかがだろうか。
USB版の背面。左にあるボタンが電源ボタン |
【取材協力】