(株)アスキーNTは13日、パソコンサーバーで不正アクセスを防止するソフトウェア『WinWrapper Professional 2.0』を29日に発売すると発表した。
『WinWrapper Professional 2.0』 |
同製品は、ネットワークトラフィックを制御・監視するためのパソコンサーバー用ソフトウェア。ウェブサーバーやDNSサーバーなどそれぞれのサーバーで運用する分散型のファイヤーウォールとして利用できる。TCPをはじめ、UDP、ICMPなどのプロトコルについてパケットフィルタリングを行ない、不正アクセスを遮断し、ポート番号だけでなく、ソースアドレス、処理するアプリケーション、時間帯などでパケット制御が行なえる“ファイアーウォール機能”を搭載。また、WinWrapperシステムイベント、ファイヤーウォールイベント、接続ログといったログの収集・記録を、CSVやMDB、テキスト形式で出力できる“イベントログ機能”を搭載する。
そのほか、ファイヤーウォールイベント発生時に、任意の外部プログラムを実行したり、管理者宛てにイベントのパラメーターをメールで送信するなどの、定義したアクションを実行する機能、外部のブラウザー経由で、同製品を制御できる“リモート制御”機能も搭載している。専門知識がなくても設定できるように、ウィザード形式も採用。対応OSは、Windows NT Server 4.0/2000 Server。価格は、1サーバー1ライセンスで、6万9800円。年間サポート料金が1万9800円。なお、30日間利用できる評価版のダウンロードを29日に開始するという。