ソニーマーケティング(株)は28日、1.3GBのデータ記録が可能な“Double Density(倍密度)CD-R/RW”(DDCD)規格に対応する内蔵型CD-R/RWドライブ『CRX200E』を4月13日に発売すると発表した。併せて、DDCD規格ドライブ対応の倍密度ディスクメディアのDD-R『CDQ13G1』と、DD-RW『CDRW13G1』を同時発売する。価格はすべてオープンプライス(予想販売価格は『CRX200E』が3万円前後、『CDQ13G1』が250円前後、『CDRW13G1』は450円前後)。
『CRX200E』 |
DDCD規格は、2000年7月にソニー(株)が現行のCD-ROM/-R/-RW規格を拡張し、1.3GBの記録容量を実現したもの。CD-ROM/-R/-RW規格をベースとしながら、誤り訂正やアドレス方式を拡張、トラックピッチとピット長を縮小して、従来比2倍(1.3GB)の記録を可能にした。
DD-RW『CDRW13G1』とDD-R『CDQ13G1』 |
今回発売する『CRX200E』は、DDCD規格に対応し、DDCD規格対応メディアへ保存できる内蔵型CD-R/RWドライブ。既存の650/700MBのCD-R/RWメディアにも対応する。ドライブ性能は、書き込み最大12倍速、書き換え最大8倍速、読み出し最大32倍速となる。バッファーメモリーは8MB。ライティングソフト『Primo CD』、パケットライトソフト『abCD』、バックアップソフト『Retrospect Express』を同梱する。インターフェースはATAPI。アクセス時間平均は150ms。対応機種はWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。