ターボリナックス ジャパン(株)は15日、Oracleデータベース用に最適化したサーバー用OS 『TurboLinux DataServer 6 for Oracle8i』を30日に発売すると発表した。価格は5万円。
『TurboLinux DataServer 6 for Oracle8i』は、日本オラクル(株)のリレーショナルデータベース『Oracle8i』用に、ターボリナックスとミラクル・リナックス(株)が共同で開発した製品。9月にミラクル・リナックスが発売した『Miracle Linux Standard Edition Version 1.0』と同一製品であり、両社のダブルブランドで販売する。ミラクル・リナックスとターボリナックスは、今後、両社の製品に関して相互にマーケティング活動を展開し、相互に販売協力していく。
データベースシステム構築を手がけるSIベンダー向けを中心に販売する。最大4GBのメモリー、RAW I/Oを標準でサポートし、データベース使用時のパフォーマンスを大幅に向上させるために、Linuxカーネルのパラメーターを最適化したという。また、『Install Navigator for Oracle』を搭載することにより、Oracle8iのインストールを支援し、データベースユーザーの新規作成や環境変数を容易に設定できるとしている。動作環境は、Intel Pentium相当以上のCPU、64MB以上のメモリー、600MB以上の空きを持つHDDとなる。