日本エリクソン(株)は6日、スウェーデンのエリクソン・モバイル・コミュニケーションズ社と(株)キヤノンが、現地時間3日、デジタルカメラとモバイル・デバイス間のデジタルイメージ伝送および画像管理に関して戦略協力することで合意したと発表した。これにより、上記2社はワイヤレス・デジタル・イメージング・アプリケーション規格の普及に向けてイニシアティブを取ることになり、高度なデジタル・イメージングソリューションを可能にする技術とアプリケーションがコンシューマー向け携帯デバイス市場に登場することになるという。
今回の合意により開発される技術は、デジタルカメラから携帯端末、さらにほかの端末やインターネットへのシンプルで高速、かつ確実なイメージ伝送を実現するためのもの。デジタルカメラと携帯電話が合体することで、ユーザーは音声やテキストメッセージ、画像を管理、伝送できるようになる。コンシューマー向けソリューションはGSM、GPRS、EDGE、3G対応で開発を行ない、そこにBluetoothやWAPの技術を加えていく形になるという。両社は、それぞれ来年中に商品発売を予定している。