インテル(株)は、2D/3Dグラフィックアクセラレーターチップ『インテル
752 グラフィックス・アクセラレータ』の出荷を6月に開始すると発表した。同製品は、ローカルフレームバッファーだけでなく、システムメモリーからも直接処理が行なえるAGP
DME(Accelerated Graphics Port Direct Memory Execution)を 採用した『Intel740』の後継機種にあたる。
『インテル 752 グラフィックス・アクセラレータ』 |
メモリーインターフェースは64bitで100MHzのSDRAM/SGRAMを、4~8MB搭載可能で、AGPは×2スロットに対応している。
従来からの変更点は、独自のピクセル・プリサイスエンジンを採用することで、テクスチャー圧縮、エンボス・バンプ・マッピングなどの機能が追加されていること。また、“インテル
アップグレーダブル AGP”の技術により、『725』をオンボードで搭載したマザーボード上に×4スロットを装備することも可能。1万個ロット時の単価は2380円。
なお、同製品は26日に発表された『インテル810チップセット』にも内蔵されている。