18日(米国時間)、明日19日の展示会の開幕を目指して設営が進む“サンズエキスポ”の展示会場のアップルブース(S7222番)では、“Think
different.”の横断幕とおなじみのパネルが設営されていく。しかし、大きく打ち出されているのは、今までになかった製品だ。
『QuickTime4.0』と米マクロメディア社から買収した映像編集ソフトウェア『FinalCutPro』だ。ブースにはうわさの高かったMP3やストリーミングビデオデモコーナーも見られる。iMacやG3などのハード機器展示もあるが、今回のNABに米アップルコンピュータ社は、映像ソフトとしての新基軸を放送業界にアプローチしてきた。
また、QuickTime4.0がMP3に対応することによって、サウンドの業界フォーマットは新たなベクトルを見い出したことであろう。
一部に噂が流れていた。コンシューマーポータブルの『P1』に関しては、ブース内には影も形もなかった。
なお、NABの詳細については、明日の開幕後から随時お伝えしていく。