マイクロソフト(株)は、“Microsoft Developer Network(MSDN)”のライセンス製品を4月1日に発売する。MSDNは、アプリケーションやシステムの開発者を対象とし、開発やテストに必要な技術資料や各種ツールを提供するサービス。
また同社は、ライセンス製品の発売と同時に、パッケージのリニューアルを行なう。従来の英語版に代わり日本語ドキュメントを収録した『MSDN
ライブラリ 日本語版』CD-ROMを提供する。発売は4月16日。
MSDNのサービスは提供する資料によって3段階で用意され、その内容とパッケージの推定小売価格(価格はすべてオープンプライス)は以下のとおり。
・“MSDN ライブラリ サブスクリプション”---技術資料の提供(2万6800円)
・“MSDN プロフェッショナル サブスクリプション”---OSとソフトの開発キットの提供(9万4800円)
・“MSDN ユニバーサル サブスクリプション”---BackOfficeに対応するアプリケーション
システム開発支援のためのBackOffice Test Platformなど5つの開発支援ツールの最新版の提供(48万円)
なおMSDNは、パッケージ販売よりも割安な、企業を対象にしたオープンライセンス(Microsoft
Open License)販売、さらに企業グループ単位での契約など大規模ライセンスに対応したMicrosoft
Select販売を行なう(Microsoft Select販売での価格は販売代理店に問い合わせ)。