京セラ(株)は11日、A3版レーザープリンター『ECOSYS LS-6700S』を開発、京セラコミュニケーションシステム(株)を通して国内販売を開始した。『ECOSYSシリーズ』は、ドラムカートリッジを使い捨てにせず、トナーのみの補給で印刷できるのが特徴。
『LS-6700S』は、企業の部門レベル向けのモデル『LS-6700』の後継機として開発されたスタンダードモデル。メモリーサイズが4MB(最大32MB)から12MB(最大68MB)となり、価格も4万円下がり21万8000円になった。
『LS-6700S』は、CPUに PowerPC 603e-100MHzを採用。印刷速度は、A3印刷時で毎分11枚で、A4印刷時で毎分20枚。最大1350枚の給紙が可能になっている。解像度は600dpiで、プリンターにインストールされたソフトウェアKIR2(Kyocera
Image Refinement)のドットモジュレーション機能により2400dpi相当まであげられる。インターフェースは双方向パラレル(IEEE
1284準拠)×1、RS-232C×1、オプションインターフェーススロット×2。ネットワークカードはスロットインタイプの『EcoLAN2000E』で、TCP/IP、IPX/SPX、EtherTalkのプロトコルに対応している。
また、ネットワーク管理ソフト『Kyocera PrintMonitor』が付属し、出力先プリンター、用紙サイズ、用紙切れの確認が手元のパソコンで確認できる。本体サイズは、幅483×奥行き411×高さ350mmで、重さは約21kg。