インターロジック(株)は16日、同社が提供する電子メール専用の無料プロバイダーサービス『MailBank』のアクセスポイントを10ヵ所に拡大(札幌・仙台・埼玉・東京・横浜・浜松・名古屋・大阪・岡山・福岡)すると発表した。
このサービスは、電子メールアカウントとプロバイダー接続サービスを無料で提供するというもの。その代わり、ダイレクト電子メールによる広告が送られてくる。メールボックスの容量は5MB。PIAF接続用の回線も用意されており、モバイル環境で電子メールを利用するユーザーにも対応している。会員登録にはウェブサイトからのオンライン登録、資料請求後のFAX送信、郵送での登録を受けつけている。
このような無料の電子メールアカウントを提供するサービスは他にも存在する。トライネットワークインターナショナル(株)の“freemail/Plus”は、3MBのメールボックス容量とメール送受信専用のプロバイダー接続サービスを無料で提供。ジオシティーズ(株)の“ジオシティーズジャパン”は、無料でホームページ用のスペースとメールアカウントを提供している。(株)朝日広告社と日本電信電話(株)の提供する“Anet”は、メールの受信サービス(POP3)だけを提供する。どのサービスも、登録ユーザーに対し、広告を強制的に送る代わりに無料でサービスを提供するというもの。無料であることの見返りが安いと感じるか高いと感じるかは、利用者次第だろう。