●沖電気、人間のアイリスで個人認証を行なうシステムを開発
沖電気工業(株)は、アイリスによる個人認識システム『アイリスパスTM-S ゲート管理システム』を開発、10月に発売する。アイリスとは、瞳の周りの部分を指し、虹彩とも呼ばれる。このシステムはドアの開閉などに利用するもので、各ドアの脇に取り付けるアイリス照合機などのゲート装置と、その管理装置から構成される。利用者が照合機の前25~35cmのところに立つと、自動でアイリスの照合を行ない、ドアを開閉するという仕組みになっている。価格はスタンドアロンタイプが150万円。最大128台のゲート装置が管理できるネットワークタイプは、基本価格が135万円で、ゲート装置1台ごとに116万円。http://www.oki.co.jp/
●ディスクリート・ロジック、ノンリニア編集システム『edit*』の出荷完了
(株)ディスクリート・ロジックは、24日、同社のノンリニア編集システム『edit*』に、2つのオプションを追加した。追加されたのは、カナダのMatrox社のビデオカード『DigiSuite
LE』に対応したOption 1と、米Truevision社の『TARGA 2000 RTX/SDX』(Abekas 3D
DVE搭載)に対応したOption 3。また、同社は、本日、同製品の発表とデモンストレーションを行なうセミナーを開催した。edit*は、Pentium-180MHz以上のCPU、空き容量64MB以上のメモリー、Windows
NT4.0などを搭載したマシンで動作する。価格はOption 1が129万円、Option
3が258万円。http://www.discreet.com/
●シマンテックがJavaウイルスを発見し、ウイルス定義ファイルを配布
(株)シマンテックは、同社のコンピューターウイルス研究所“シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター(SARC)”がJavaウイルス『JavaApp.Strange
Brew』を発見したと発表した。同社によると、Javaウイルスの発見は世界初。同ウイルスは、Java言語で作られ、JavaアプレットやJavaアプリケーションに感染するもの。SARCのホームページ(http://www.symantec.co.jp/sarc/)などから同ウイルスの検知・駆除を行なうファイルが無償でダウンロードできる。http://www.symantec.co.jp/