日本ヒューレット・パッカード(株)はパートナー企業向けに、アプリケーションのIA-64対応を推進するための技術センター“パートナ・テクノロジ・アクセス・センタ(PTAC)”を設立すると発表した。同社の新宿事業所内に設置し、7月1日から活動を開始する。“PTAC”は全世界5ヵ所に設置されており、今回のセンターはアジアで最初に設置されるものとなる。
同センターでは、インテルの64bitプロセッサーItaniumを搭載したシステムを2台用意し、HP-UX上での動作確認ができる環境を用意、データベースからテクニカルアプリケーションまでの動作確認が可能だという。また、IA-64のトレーニングを受けた同社のエンジニアが2名常駐し、利用者に対し技術情報やノウハウを提供する。OS環境は、HP-UX11(ベータ版)に加え、2000年末までにLinux環境も整える予定。Windows 2000環境についても64bit対応版が入手でき次第、提供を行なう。