オリンパス光学工業(株)は18日、MOドライブ『TURBO MO 640III』を6月10日に、『同
640SIII』と『同230 III』を6月17日にそれぞれ発売すると発表した。これらは、同社のMOドライブ製品『TURBO
MO』シリーズをモデルチェンジしたもの。従来シリーズと同様にレスポンスを向上させた光学ヘッド“SFP(スーパー・ファイン・ポジショニング)ピックアップ”、大型コンピューターで使われるものと同様のキャッシュアルゴリズム“2MB
スーパー・インテリジェント・キャッシュ”、シーク速度を高速化するアルゴリズム“ターボシークアルゴリズム”を採用する。それぞれの使用環境にあわせ『Win』『PCI』『ノートPC』『Win
USB』『USB』『Mac』『Mac PCI』『FireWire』の8種類のセット品を用意する(Mac
PCI/FireWireセットは『640SIII』のみ)。
『TURBO MO 640III』。Windows用にはホワイトモデルを、Macintosh用にはiMac色に対応した6色の取替え可能なカラープレートが付属する半透明モデルを用意 |
『TURBO MO 640III』は、640MBディスク対応のスタンダードモデル。ディスク回転速度は毎分3869回転で、平均シークタイムは23ms。連続データ転送速度は毎秒最大4.2MB。対応MOディスクは128MB、230MB、540MB、640MD(オーバーライトは230MB以上で対応する)。電源はAC100V。消費電力は最大10W。サイズは幅136×奥行き200×高さ42mmで、重さは770g。価格は、Winセットの4万8000円からノートPCセットの5万7000円まで。
『TURBO MO 640SIII』のWindows版にはシルバーモデルを用意する |
『TURBO MO 640SIII』は、640MBディスク対応の高速モデル。ディスク回転速度は毎分4643回転で、平均シークタイムは23ms。連続データ転送速度は毎秒最大10MB。他の仕様は『640III』と同じ。価格は、Winセットの6万円からFireWireセットの7万5000円まで。
『TURBO MO 240III』 |
『TURBO MO 240III』は、230MBディスク対応のエントリーモデル。ディスク回転速度は毎分4643回転で、平均シークタイムは23ms。連続データ転送速度は毎秒最大2.7MB。対応MOディスクは128MB、240MB(オーバーライトは240MBが対応する)。他の仕様は『640III』と同じ。価格は、Winセットの3万8000円からノートPCセットの4万7000円まで。