(株)ドワンゴは9日、第三者割当増資を実施し、インテル
キャピタル、(株)エヌ・ティ・ティ エムイー情報流通(NTT-X)、コナミ(株)から出資を受けたと発表した。出資の詳細は公表されていない。また、ゲームソフトメーカーの(株)スクウェアの取締役および業務執行委員を務めた小林宏氏がドワンゴの取締役に就任した。この新役員人事は5月中に開催予定の臨時株主総会で正式に承認される予定。
ドワンゴはネットワーク通信ゲームシステムに特化したソフト開発会社。(株)セガ・エンタープライゼスなどに対して通信ゲームシステムを提供している。iモード向けにオリジナルゲームコンテンツを開発しており、現在4タイトルの配信サービスを行なっているという。
今回調達した資金は、家庭用ゲーム機/携帯電話/パソコン向けネットワークゲームコンテンツの開発ツール群の開発や、それに対応する新たなゲームサーバーソフトの、IA-32/Itaniumプロセッサー搭載サーバーへの最適化に充てるという。