(株)エヌ・ティ・ティ エムイー情報流通と(株)三菱総合研究所は9日、共同で運営するアンケートサイト“goo
リサーチ”上で行なった“移動電話利用に関するアンケート”の調査結果を発表した。調査対象は同サイトのユーザーで、回答方法はウェブブラウザー上で回答を記入するというもの。調査期間は'99年12月20日~2000年1月4日で、1万1547人から回答が寄せられた。
調査結果によると、全回答者の移動携帯電話利用者比率は83パーセント。その内訳は
(1)NTT移動通信網(株)(NTT DoCoMo)の携帯電話利用者が44.6パーセント、(2)それ以外の携帯電話利用者が39.2パーセント(うちcdmaOneが6.2パーセント)、(3)PHSが16.2パーセント。
また、主催者側は調査結果の概要として、以下のような内容を指摘している。携帯機器のシェアで指摘した点は、全て市場を反映した形になっている。
・通話断や音声品質に関する利用満足度では、cdmaOneとPHSの高評価が目立つ一方で、ドコモとセルラー、IDOに対する評価が低い
・携帯利用者の14パーセントが、iモード
などのインターネット接続サービスを利用している。将来的な利用意向の高いアプリケーションは、ショッピングと金融サービス
同サイトでは、1000サンプルで120万円からという低料金を売りに、インターネット・アンケート事業として他企業からの調査依頼も受け付けている。