ATIテクノロジーズジャパン(株)の8日付け発表によると、カナダのATIテクノロジーズ社は2月21日(現地時間)、Linux用のVHA(ビデオハードウェアアクセラレーション)ソフトウェアの開発環境“ATI
Linux VHAキット”を商品化したと発表した。
ATI Linux VHAキットは、Linux環境向けに、MPEG-2などのビデオ用ハードウェアサポートを追加するもの。同社のグラフィックスチップ“ATI
RAGE128”のiDCT機能(逆離散コサイン変換)や、モーション補償機能を備えたビデオアクセラレーションが、Linux環境で利用できるようになる。
同社は今後、ATI Linux VHAキットをソフトウェアベンダー各社に提供していく一方で、同社のセットトップ製品についてもLinux向け開発を進めていくという。