レゴジャパン(株)は、マイクロコンピューターを搭載したレゴブロック製品の『レゴ
マインドストーム日本語版』として、『ドロイド
キット』と『ロボティクス セット』の2製品を発売することを明らかにした。11月中旬に、LAWSON(Loppi)、bit
TOUR's、銀座の博品館トイパーク、キディランド原宿店、ヘクティク、ヴァキューム・レコーズの各ショップ、およびアスキーイーシーや東芝など一部のインターネットショッピングサイトにおいて先行販売を開始する。価格はオープンで、店頭予想価格はドロイドキットが1万9000円前後で、ロボティクスセットが2万3000円前後。同製品の本格的な販売展開は2000年1月からの予定。
ドロイド キット
『ドロイド
キット』は、スター・ウォーズの世界を再現できるドロイド(ロボット)作成キットで、光センサーとモーターを1個ずつ組み込んだ“マイクロスカウト”と呼ばれるマイクロコンピューターに組み込まれたプログラムで動かすもの。あらかじめ用意された7種類のプログラムから1つ選んで動かすことができる。付属の組み立て説明図には、9歳の子供が1時間程度で“L-3GO”や“R2-D2”などを組み立てられる“入門”レベルから、応用レベルの“ジェダイ騎士”、上級レベルの“ジェダイ・マスター”まで難易度順に3段階の説明が用意されている。そのほか、同梱されるWindows対応のCD-ROMにも、エピソード1のバトル・ドロイドなどの組み立て説明図が含まれているという。キットに含まれるレゴブロックの数は600個以上。
作成例:L-3GO |
作成例:R2-D2 |
作成例:Jedi Knight Droid |
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Ltd. (R) LEGO is trademark of the LEGO Group. (c) 1999 LEGO Group.
ロボティクス セット
『ロボティクス
セット』は、“スカウト”と呼ばれるマイクロコンピューターを利用してプログラム可能なロボット作成キット。スカウトの液晶ディスプレーに表示されるアイコンを見ながらボタンでコマンドを選ぶだけでプログラムすることができる。たとえば“直進”と“明るいほうへ”というアイコンを組み合わせれば、ロボットは部屋の明るいほうへ進んでいくことになる。組み立て説明図には、“昆虫型ロボット”、“アラームロボット”、“バスケットボールロボット”の3モデルが用意されている。想像力しだいでさまざまなロボットを作り出すことも可能という。パッケージには、光センサーを内蔵したマイクロコンピューター、タッチセンサーとモーターが2個ずつ、それに400個ほどのレゴブロックが含まれる。
『ロボティクス セット』の内容 |
作成例:昆虫型ロボット |
作成例:アラームロボット |
作成例:バスケットボールロボット |
(R) LEGO is trademark of the LEGO Group. (c) 1999 LEGO Group.
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http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi?file=issue/
1999/0517/topi04.html