日本ユニシス(株)は7日、電子政府システムの構築を支援する官公庁向けシステム構築サービス“OnNet
Government Solution21(OG21)”の提供を開始すると発表した。また、OG21にも含まれている電子政府システムを構築するための基盤ソフト“OGプラットフォーム(電子政府プラットフォーム)”と、これを採用した官公庁向け文書管理システム“OG-DOCS”の販売を8日に開始する。価格はそれぞれ個別見積もりとなる。
米クリントン政権が提唱した電子政府は、日本政府の“行政情報化推進基本計画”の中でも、その実現を目指すとされ、7月に経団連が提唱した“デジタルニューディール”構想の中でも、2003年までに申請手続きの100パーセントオンライン化、スーパー電子政府実現などが掲げられているという。
OG21は、OGプラットフォーム、“OGアプリケーション”、“OGサービス”の3つで構成される。
OGプラットフォームは、電子政府システムの共通機能であるデータベース機能、ネットワーク機能、セキュリティー機能を搭載する。
OGアプリケーションは、それらの共通機能を利用したシステムアプリケーションで、文書管理、電子申請、電子調達、省庁間電子文書交換などがある。
OGサービスは、同プラットフォーム上において、同アプリケーションの構築、運用、保守のサービスを行なう。
また、OG-DOCSは、OGアプリケーションの中の文書管理システム。セキュリティー管理、ワークフロー管理、行政文書ファイル管理などの機能を搭載する。
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