NECインターチャネル(株)と米ディズニー・インタラクティブは、ディズニー・インタラクティブ社の開発するCD-ROMソフトの製造と、国内での販売に関するライセンス契約を締結した。NECインターチャネルは、この契約に基づき、まずは『プーさんのはがきワールド』『プーさんのデスクほっとフレンド』『ディズニーのはがきワールド』の3タイトルを、10月22日に発売する。
『プーさんのはがきワールド』Based on the "Winnie the Pooh"Works.(C)A.A.Milne and E.H.Shepard. (C)Disney.All rights reserved. |
『プーさんのデスクほっとフレンド』Based on the "Winnie the Pooh"Works.(C)A.A.Milne and E.H.Shepard. (C)Disney.All rights reserved. |
『ディズニーのはがきワールド』(C)Disney.All rights reserved. |
今回のライセンス契約は、ディズニーインタラクティブ社とブエナ・ビスタ・ジャパン(株)の契約期間が切れたことに伴う。今後は、TV
CMも予定しており、1年間で各タイトル2~3万本の販売を見込んでいるという。
今回発売されるのは、ディズニーキャラクターを使ってはがきや封筒が作成できる『プーさんのはがきワールド』『ディズニーのはがきワールド』と、クマのプーさんの1日を観察できる『プーさんのデスクほっとフレンド』の3本である。初心者や子どもでも操作できるようにデザインされている。
『はがきワールド』では、画面右側に表示されたキャラクターのイラストを、画面左側の白紙のはがき上にドラッグ&ドロップして好きな葉書の裏書きを作成する。また、住所録機能もついているので、表書きも可能だ。そのほか写真を挿入したり、これを簡単に編集することも可能だ。
『プーさんのデスクほっとフレンド』は、プーさんの1日を観察できるソフトだ。“100エーカーの森”で、仲間達と楽しく暮らすプーさんの生活を観察できるほか、メーラー機能も備える。誕生日を入力しておけば、誕生日当日にプーさんがお祝いをしてくれる。いずれのソフトもキャラクターが日本語で話をするが、キャラクターの声についても、ディズニー・インタラクティブで厳選したという。
NECインターチャネルの黒川湛氏は、「アメリカのソフトを直輸入しても、日本の市場にそぐわないことは多い。しかしディズニーのこれらのソフトに関してはその心配もなく、ヒットが見込めると思う」と述べた。
ディズニー・インタラクティブ・アジア・パシフィックのディレクターであるJames
J.Beddows(ジェームズ J.ベドウズ)氏は、NECがソフト販売という分野で持つ影響力に期待したいと述べた。また、ここ数年プーさんの人気が高まっていることから、今後ディズニー全体でも、プーさんというキャラクターを前面に打ち出す予定だという。
価格は『プーさんのはがきワールド』(Windows 95/98、Power Macintosh版)が6800円。『ディズニーのはがきワールド』(Windows
95/98版)が6800円。『プーさんのデスクほっとフレンド』(Windows 95/98版)が3800円となっている。これらは、パソコンショップやディズニーストア、一般玩具店などで発売される予定という。
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